【検証】EroMax仮想通貨詐欺の疑い｜出金拒否と追加送金要求 

EroMaxという仮想通貨取引所で、突然出金ができなくなり困っている方が急増しています。

「高利回りで確実に稼げる」という触れ込みで投資を始めたものの、利益を引き出そうとすると

「税金を先に支払え」「マネーロンダリングの疑いがある」

などと言われ、追加送金を要求されるケースが相次いでいるのです。

特に問題なのは、会社情報が一切公開されていない点です。

この記事では、EroMaxの実態について詳しく調査した結果をお伝えします。

結論から申し上げると、EroMaxは詐欺サイトである可能性が極めて高いと考えられます。

なぜこのような判断に至ったのか、具体的な根拠を交えながら解説していきます。

仮想通貨詐欺と噂されるEroMaxの基本情報

このセクションでは、EroMaxの基本情報について解説します。

EroMaxはライセンス不明の無登録仮想通貨取引所

EroMaxの運営実態を調査したところ、以下のような深刻な問題が発覚しました。

項目	内容
名称	EroMax
URL	https://m.eropro.cc/#/
運営会社	不明
会社登録国/地域	California, United States（真偽不明）
所在地	不明
代表者名	不明
メールアドレス	druxolezvo@rambler.ru
電話番号	不明
ライセンス	不明

一見すると取引所の体裁を整えているように見えますが、肝心の運営母体に関する情報が全く記載されていません。

さらに問題なのは、公式サイトに会社情報やプライバシーポリシーが存在しないことです。

日本語の翻訳も不自然で、機械翻訳をそのまま使用したような不備が多く見られます。

AppStoreのアプリページにはプライバシーポリシーが掲載されていますが、その内容も汎用的なテンプレートを流用したもので、実質的な個人情報保護は期待できません。

運営会社の所在地が不明確

EroMaxは「California, United States」を拠点としていると主張していますが、具体的な住所は一切公開されていません。

正規の金融機関であれば、必ず実在する事務所の所在地を明記するはずです。

連絡先についても、通常の企業であれば電話番号やメールアドレスを公開していますが、EroMaxでは「Online customer service」というAIチャットのみです。

唯一確認できたメールアドレス「druxolezvo@rambler.ru」も、ロシアの無料メールサービスを使用しており、企業としての信頼性は皆無です。

実際に問い合わせをしても、定型文の返答しか返ってこないという報告が寄せられています。

代表者情報の非公開

投資サービスを提供する企業において、経営陣の情報開示は最低限の責任です。

しかしEroMaxでは、代表者の名前すら公開されていません。

これは投資家に対する重大な背信行為と言えるでしょう。

米国カリフォルニア州で金融サービスを提供するのであれば、州政府への登録が必要ですが、そうした情報も一切確認できません。

情報を隠すということは、表に出せない理由があると考えるのが自然です。

EroMaxのライセンス情報には疑わしさあり

仮想通貨取引所を選ぶ際は、適切なライセンスを取得しているかどうかが重要です。

EroMaxのライセンスについて調査したところ、以下の問題点が見つかりました。

調べた内容は次の3つです。

日本の金融庁に未登録

金融庁の「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」を確認しましたが、EroMaxの名前は掲載されていませんでした。

日本で仮想通貨交換業を営むには、金融庁の厳格な審査を通過する必要があります。

この審査では、財務の健全性、顧客資産の分別管理、システムセキュリティ、内部統制、マネーロンダリング対策など、多岐にわたる要件をクリアしなければなりません。

EroMaxがこれらの基準を満たしていないことは、サイトの作りを見ても明らかです。

無登録業者との取引は、トラブルが発生しても法的保護を受けられない可能性が高く、極めて危険です。

海外ライセンスの実態が不明

米国カリフォルニア州を拠点と主張するEroMaxですが、米国の金融規制当局のライセンスも確認できません。

公式サイトのどこを探しても、ライセンス番号や認可機関の記載がないのです。

米国で仮想通貨事業を行うには、連邦レベルではFinCEN（金融犯罪取締ネットワーク）への登録、州レベルでは各州の規制に従う必要があります。

カリフォルニア州では、DFPIライセンスが必要ですが、EroMaxはこれらの情報を一切公開していません。

ライセンスなしに金融サービスを提供することは、米国でも違法行為に該当します。

WikiFXでの情報なし

世界中のFX・仮想通貨業者の情報を網羅するWikiFXでも、EroMaxの情報は確認できませんでした。

WikiFXは、ライセンスを持たない業者でも「ノンライセンス」として情報を掲載しています。

情報自体が存在しないということは、以下の可能性が考えられます。

どちらにしても、第三者機関で確認できない業者の利用は避けるべきでしょう。

EroMaxのドメインに紐づく情報から怪しい点を調査

詐欺目的のサイトでは、ドメイン情報に共通の特徴が見られることが多いです。

EroMaxのドメインについて詳しく調査しました。

今回調査したのは次の3つです。

ドメイン基本情報

項目	内容
ドメイン文字列	m.eropro.cc
ドメイン登録日	2025年3月18日
レジストラ	Gname.com Pte. Ltd.（シンガポール）
登録国	カンボジア
登録者情報	完全に非公開（Redacted for privacy）

驚くべきことに、このドメインは2025年3月に登録されたばかりです。

つまり、運営開始からわずか数ヶ月しか経っていないことになります。

レジストラの「Gname.com」は、匿名性が高く、詐欺サイトで頻繁に使用されることで知られています。

登録国がカンボジアというのも、金融規制が緩い国を意図的に選んでいる可能性が高いです。

匿名化された登録者情報

ドメインの登録者情報は「Redacted for privacy」により完全に隠されています。

正当な金融サービスであれば、企業の透明性を示すために情報を公開するのが一般的です。

全ての情報を隠すということは、被害者からの追跡を逃れたい意図があると考えられます。

さらに、Cloudflareを使用してサーバー情報も隠蔽されており、技術的にも実態の特定が困難になっています。

これらは典型的な詐欺サイトの特徴と一致します。

ドメイン運営歴について

2025年3月登録ということは、運営実績がほとんどないことを意味します。

信頼できる仮想通貨取引所は、少なくとも数年以上の運営実績を持っているものです。

詐欺サイトは通常、3ヶ月から6ヶ月程度で資金を集めて姿を消します。

EroMaxの運営期間は、まさにこの危険な時期に該当します。

新しいドメイン、匿名の運営者、不明な所在地、カンボジアという登録国。

これらの要素が揃っている時点で、投資対象として検討する価値はないと言えるでしょう。

EroMaxの口コミ・評判では「出金できない」との声あり

EroMaxに関する口コミや評判について、各種プラットフォームで調査を行いました。

その結果、深刻な被害報告が複数確認されています。

今回調査したのは以上の3つです。

Yahoo!知恵袋での相談事例

Yahoo!知恵袋では、EroMax自体の相談は確認できませんでした。

これは非常に新しいサイトであることと、被害者が恥ずかしさから公にしない傾向があるためと考えられます。

SNSでの情報

X（旧Twitter）では、EroMaxに関する有益な投稿は見つかりませんでした。

これは詐欺サイトが短期間で名前を変えながら活動するため、情報が蓄積されにくいことが原因と考えられます。

詐欺相談ナビの調査結果

詐欺相談ナビには以下のような口コミも確認できています。

25/05/27 15:37:51
仮想通貨詐欺EroMax 【m.eropro.cc】出金・返金

25/06/02 15:17:37
m.eropro.ccのような詐欺的な取引所に注意を払い、冷静な判断で自分の資産を守りましょう。架空の取引所に注意し、冷静な判断を持って資産を守ることが大切です。怪しいと思ったらすぐ相談してくださいそうすれば被害に遭うことはないかと思います。

25/06/02 15:34:54
EroMaxのような架空の取引所に注意し、冷静な判断を持って資産を守ることが大切です。いきなりのフレンド申請や知らない人から投資話を持ち掛けられた場合は詐欺を疑ってください！公式の規制当局のウェブサイトでライセンス番号を確認することが重要です。

25/06/03 14:11:27
m.eropro.ccのような架空の取引所に注意し、冷静な判断を持って資産を守ることが大切です。いかなる投資にもリスクが伴うため、過度に高い利益を約束する話には慎重に対応しましょう。高額な投資を勧める電話やメールによる強引な勧誘が行われ、口座への入金を促されます。

25/06/03 14:13:47
EroMaxから出金ができなくなるとの情報が入ってきてます！
SNS勧誘は罠！投資を行う際には、信頼できる取引所や金融機関を選ぶことが重要です。被害者が資金を引き出そうとするタイミングで、取引所との連絡が完全に途絶えることが多いです。

引用元：詐欺相談ナビ

EroMaxのトラブルに巻き込まれた場合の対応策・相談先

EroMaxのトラブルに巻き込まれた場合の対応策について詳しく解説します。

適切な対応順序を知ることが、被害回復への第一歩となります。

警察相談における現実的な障壁

詐欺被害を警察に相談することは重要ですが、実際には様々な障壁があります。

まず、詐欺罪として立件するには、相手に「騙す意図」があったことを証明しなければなりません。

単に「出金できない」だけでは、システムの不具合との区別がつかないため、被害届を受理してもらえない可能性があります。

特にEroMaxのような海外業者が相手の場合、捜査は困難を極めます。

カンボジアにドメインを登録し、実際の運営者が不明では、国際捜査協力も期待できません。

さらに、警察は刑事事件を扱う機関であり、被害金の回収は民事の問題となるため、直接的な返金対応は期待できないのが現実です。

法律事務所利用時の実際の制約

弁護士は民事での解決を図ることができますが、EroMaxのようなケースでは限界があります。

まず、相手の所在が不明では、訴訟を起こすことすらできません。

送達先がなければ、裁判所も手続きを進められないのです。

仮に海外での訴訟を検討しても、カンボジアでの法的手続きは言語の壁、法制度の違い、莫大な費用など、現実的ではありません。

また、仮想通貨取引の追跡には高度な専門知識が必要で、一般的な弁護士では対応が困難です。

弁護士費用も考慮すると、被害額によっては費用倒れになる可能性もあります。

専門調査会社への相談が最も効果的

EroMaxのような仮想通貨詐欺では、専門的な調査技術を持つ調査会社への相談が最も効果的です。

なぜなら、詐欺の実態を解明し、被害回復への道筋をつけるには、以下のような専門的なアプローチが必要だからです。

専門調査会社は、EroMaxのような新興詐欺サイトのパターンを熟知しています。

過去の類似事例から、運営グループの特定や資金の流れを解明できる可能性があります。

特に重要なのは、調査会社が作成する「被害証明書類」です。

これにより、警察や弁護士への相談がスムーズに進み、被害回復の可能性が格段に高まります。

推奨されるアプローチ

トラブルに対処する場合、次の順番でアプローチすることをお勧めします。

詐欺被害において最も重要なのは、迅速な初動対応です。

なぜなら、詐欺グループは証拠隠滅のプロであり、時間の経過とともに以下のリスクが高まるからです。

まず、サイトが突然閉鎖され、全ての証拠が消去される可能性があります。

次に、仮想通貨が複数のウォレットを経由して洗浄され、追跡が困難になります。

さらに、被害者が増えることで、回収可能な資産が減少していきます。

被害に気づいたら、すぐに以下の証拠を保全することが重要です。

取引履歴の画面キャプチャ、入出金の記録、AIチャットでのやり取り、送金時の証明書など、些細なものでも後で重要な証拠となる可能性があります。

そのため、専門調査会社の無料相談を活用し、早期に被害回復の可能性を診断してもらうことが、最も賢明な選択と言えるでしょう。

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EroMaxの仮想通貨詐欺について調査してみた結論

EroMaxについて徹底調査した結果、以下の危険な実態が明らかになりました。

これらの事実から、EroMaxは詐欺サイトである可能性が極めて高いと考えられます。

「もう手遅れかもしれない…」そう感じているあなたへ。

実は、多くの被害者が「もっと早く相談すればよかった」と後悔しています。

しかし、今からでも遅くありません。

専門調査会社の高度な調査技術により、詐欺グループの実態を解明し、被害金回収への道筋をつけることが可能です。

実際に、同様の被害から資金を取り戻した事例は数多く存在します。

重要なのは、詐欺グループが逃走する前に行動を起こすことです。

無料相談では、あなたのケースで返金可能性があるかを専門家が診断します。

一人で悩む必要はありません。まずは現状をお聞かせください。

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